議員会館前のTPP反対運動に参加してきました。
沖縄の高江へ行きたいけれど今は行けない私は、かわりに東京でTPP反対運動に参加しました。
事前登録等は必要なし。
共同行動ということで、様々な団体がのぼり旗を立て集まり、それが目印となって最寄り駅からすぐに集合場所は見つかりました。所属はそれぞれでも「TPPはとんでもない。批准には反対だ。」という考えが一致している同士、和やかにお互い譲り合って運動が進められます。
どなたが・どの団体が用意してくださったのか、今回は人数が多く集まることを見越してか、小ぶりの折りたたみキャンプ椅子を貸し出してくださり、これは大変助かりました。ありがとうございました。自分でも敷物を持参しては行ったのですが、やはり椅子タイプの方が腰が断然ラクです。こういった椅子の貸し出しの用意・サービスがあると、運動にも参加しやすくて良いことだなあと思いました。
他に今回自分で用意して行ったものはマスク、水分(マイボトルに紅茶)、ひざ掛け用にタオル、貼るカイロ(首と腰)、飴玉、手作りプラカード。パソコンで印刷派が多数を占める中、逆に目立って良かったかな?
印刷されたプラカードも配布されました。
今回、近くに気軽に借りられるWCがあるか私にはわからなかったため、水分はコントロールしながらチビチビ補給。
持ってくれば良かったものは帽子です。急いで出たのでうっかり忘れてきました(-_-;)日差し或いは小雨から直接受けるのを避ける、防寒、顔を隠す、など帽子はあった方がいい。
あとは運動のタイプにもよりますが、今回は国会の中へ国民の怒りを、抗議の意思を届けなければいけない、ということで鳴り物も有効なのでした。前回の四国電力前の伊方原発再稼働反対運動の際にプチ活躍したお風呂用スピーカーを忘れてきましたが、スピーカー数台によるスピーチとシュプレヒコールが連続する今回は出番もありませんでした。私のそばにいらした参加者はフライパンでも太鼓でもなく、樹の実がたくさんぶら下がっている民族楽器のようなものを持参され、それが程よい音量と耳に痛くない音色でちゃんとリズムを刻み「それはいいですね!」と思わず声をかけました。参考になりました。(この日の抗議の声は、「何を言っているかは聞き取れないけれど、国会の中に届いていた。聞こえた。」と国会議員が言っていました)
元農水大臣の山田正彦さんがスピーチ後に所要のためその場を離れる際、参加者一人ひとりあいさつをされ、私も握手をしていただきました。「三宅洋平さんとの対談がとてもわかりやすかったです。」と伝えました。TPPの問題点についてわかりやすく説明してくださり、反対運動にも連日立たれ、参加者をねぎらうお顔はとてもやさしく、「この人が今、農水大臣だったらな」と思ってしまいました。現大臣との落差といったら!
TPP反対をアピールする小さいバッジの販売があったので購入、100円ナリ。
好きなデザイン。
☆今回の流れ☆
12時集合で1時くらいまで:
各団体の代表者やTPPに詳しい方々からのスピーチを聞きながら座りこみ。
1時〜2時まで:一旦休憩。
2時〜:運動再開。スピーチ、シュプレヒコール。国会の様子が適宜入る。
(私は5時半過ぎくらいまで参加しました。
自分なりにTPPについて勉強した上での参加でしたが、詳しい方々からのスピーチを伺い、改めて知ることもたくさんありました。
参加者は平日昼間ということもあり、30代〜60代中心に見えました。20代の若い方も7、80代位の方々の姿もありました。男女半々位。
独りで戦うのはしんどいけど、こういった場に出掛けると同じ思いの仲間がいるんだ、と励みにもなりますね。会話もスムーズですしね。
シュプレヒコールでは
「山本(農水大臣)辞めろ!」よりも「アベ辞めろ!」
「No,No,TPP!」よりも「No,No,アベ政権!」
の方が自分含めみんなの熱がこもっていたような。大臣の首を変えて気の済む話では最早ないのですよ。国民の多くは、もうアベは嫌だ、辞めてくれ!と、安倍政権の退陣を望んでいるのだと、あの場に立っていてひしひしと感じました。今回の強行採決に対し
「支持率高ければ何をやってもいいのか」と言う声がありますが、本当に支持率高いの?そうとは到底思えませんでした。
白紙領収書・沖縄いじめ・年金運用の失敗・外国へのバラマキ・貧困。まともな大臣ゼロ。アベ政権はもうすでに崩壊しているんです。それをごまかすかのようにぢ民党は総裁任期延長を持ち出し、いかにも盤石なのだと見せかけているのかもしれないですよ。TPPについても国民の理解を得られるように丁寧に説明うんぬんって、、、一切政府から納得できるような説明を受けたことはないですけども?
だめなものはだめだと、これからも行動していきますが、さっさとアベ政権は退陣してもらったほうが話は早い。これほど国民から嫌われ、恨まれ、辞めて欲しいと思われている総理大臣も近年いなかったのでは。氏は政策や法案に対して反対されることよりもダイレクトにストレートに
「アベ辞めろ!」「アベ政権崩壊」と言われたほうが当の本人は気にする、痛い様な気がしますよ。(あ、私個人的には「北風と太陽」方式派ですけどね。)
ツッコミどころ満載のアベ政権です、野党はタブーを恐れず、国会で「答えに詰まる鋭い質問」を次々すればいい。こう考えると政治もセンスだなぁ。
できますよ。
ごまかしだらけのアベ政権なんて、簡単に倒れる。
運動から帰宅してその日ぴったりハマったのはブルーハーツと清志郎さんでしたが、デタラメ政権の暴挙に同じ大人としてあきれてサゲサゲな気持ちには楽しい曲と動画のサプリメントをハートにズドン。時期が被ったので、最初文字列だけ見た時には一瞬TPPの風刺ソングかと思ってしまいました、PPAP。大好きな古坂大魔王。楽しさをありがとう古坂大魔王。
ロングバージョンも好きだよ。